超注目のD.Iが登場 その2



このOLLAというD.Iをオススメしたいもう一つの理由が、スピーカーモードにあります。



特にベーシストの皆さんにオススメしたいこのモードその前に皆さんはD.Iをどの様に使用しますか?

一般的には
ベースからD.Iに信号を送る。
D.Iでパラレルした信号の一方をペダルボードやアンプへ。
バランス変換されたアウトプットをPA
というのが普通でしょうか。



この場合、ベースアンプの出音はマイクで拾い、PAでミキシング/増幅します。ラインの音はベースの「アタマ出し」「ライン取り」という事で、アタック感やベースラインを際立たせる為に使用します。

と、書くと「普通」に感じますが、本当に「それが普通」なのでしょうか?

アンプからの出音はエフェクトを通過したり、アンプのプリアンプ部分で音色を調整し、好みの音(アンサンブルに合う音)に加工されています。ラインの音はいわば「裸の音」です。アクティブベースであれば、ベース側である程度音は作れます。しかしパッシブでは?はっきり言って「良い音」とは思えないと思います。でも「ラインの音って、そういうものでしょう?」という事になっていますよね。

ベーシストの「本心」であれば「アンプで鳴っている/自分の聞いている音と同じ音色をPAからも出力したい」と考えるのではないでしょうか?もちろんアンプにもマイクは立ててありますが、特に300-500人クラスのライブハウスではPAのサウンドよりもステージ上のベースアンプの音の方が強く/大きく、PAオペレーターはラインの音を頼りに「ベースの音像」を作り/バランスを取っているのではないでしょうか?

このOLLAの発想は「ベーシストが作ったサウンドをそのままPAに送る」「PAスピーカー(客席のスピーカー)をベースアンプのキャビネットにしてしまえば良い」という発想にあります。

ギターの場合、クリーンだけでなくクランチやディストーションサウンドがキモになります。例えばマーシャルのスピーカーを通過した(そしてドライブした)サウンドと、レンジの広いPAスピーカーとでは出音が全く異なります。ですから、ギターアンプのスピーカーで音を鳴らし、その音をマイクでキャプチャーする必要があります。

ベースの場合、ギターアンプに比べてスピーカーはレンジが広い方が良い(=オーディオライクなスピーカー=PAでも使われる様なワイドレンジなスピーカー)とされ、なおかつツィーターを搭載しているスピーカーボックス/キャビネットが一般的だと得ます。であれば、よりフルレンジで余裕があるPA用のスピーカーにベースアンプで作った音を送って、鳴らす事ができれば、もっとベーシストが狙った音が、PA用の大音量で余裕のあるスピーカーから出力できるのでは?そして、もっとPAエンジニアはベースサウンドをアンサンブルの中で扱いやすくなるのでは?



上記の図を見てください。ほとんどの皆さんが「ピン」と来たハズです。さあ「D.Iの音」を切り替えましょう。このパワーとサウンドクリオリティーを体験してください。もちろん、70年代のサウンドを再現したい皆さんにはこのシステムはオススメしません。というか、あの時代の音にD.Iは不要...でもマーシャルのベースアンプでも試してみたいですね...


とにかく、このスピーカーアウト・D.Iの発想は低音にこだわるハリウッド周辺ではすでに広まりつつある様です。え?なぜハリウッド周辺なのか?ハリウッドは映画製作の本場です。映画館で映画を観た時に一番その魅力を感じるのは画像サイズはもちろん、あの迫力あるサウンドではないでしょうか?凄まじくクリアーでパワフルな低音は「ウーファーで再生すれば再現できる」訳ではありません。まずは録音の時点で「低域をいかにクリアに録音するか」が重要になってくるはずです。ベースだけでなく、管楽器の低音、アコースティック打楽器の低音の録音は非常に難しく、エンジニアの腕や機材のクオリティーが重要になります。

PUEBLO AUDIOのサウンドデザインは音楽はもちろん、映画の効果音を録音する場面やオペラ/オーケストラの録音エンジニアや、音のパッケージの最終段階であるマスタリングエンジニアが手がけています。つまり「こういう音で来て欲しい」という思いが製品にフィードバックされています。

ミュージシャンが考える「良い音」はもちろん「良い音」なのですが、録音/マスタリングプロセスを深く理解した人々が作り出す「良い音」はさらに説得力が違います。皆さんが良い音を出したいのは誰のためですか?自分のため?それともライブに来てくれた/音源を買ってくれたお客さんのため?後者の場合、是非PUEBLO AUDIO/OLLA D.Iをお試しください。低音にこだわる皆さんには特にオススメしたい画期的で素晴らしいサウンドのD.Iです。



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