自宅で100Wアンプを鳴らしたい!!

Crews / GB-VI  ~Power Attenuator~
パワーアッテネーターは真空管アンプとスピーカーの間に
接続して音量を下げるためのディバイス。

元々は、OLDアンプ等マスターヴォリューム無しの大出力スタックアンプを
フルドライブさせた際に、適度な音量まで下げて使えるように開発されたものです。
今ほどPAが発達していない時代ならまだしも、ステージやスタジオですら
その爆音はどうしようもありません。

このGB-VIは、接続しただけで出力が約半分まで下げられるパワーアッテネーター。
音量はヴォリューム・ノブで連続可変(0まで下げることが)できます。

大型アンプでなくても「やっぱり真空管アンプの音が自宅で出したい」と、
小出力のオールチューブアンプを手に入れて、いざ自宅で鳴らしてみると
思いのほか音がデカイ!フルドライブなんてまず無理。
結局コンパクトエフェクターで歪ませて鳴らしている自分がそこに居る。
なんて経験された方、きっといらっしゃるのでは!?

真空管アンプって音デカイんですよね。
実際5〜10Wのチューブアンプでも歪ませようと思ったら相当大きな音量に
なります。(マスターヴォリュームの無いオールチューブアンプの場合です)
よほど防音設備が行き届いている環境でないとまず無理でしょう。

というわけで、アンプヘッドだけでなくコンボアンプをお持ちの方も
このパワーアッテネーターを使えばご自宅でチューブ・サウンドが堪能できます。
(GB-VIにはスピーカーケーブルが1本付属しています)

アンプヘッドの場合は、ヘッド→アッテネーター→スピーカーというシンプルな接続ですが、
コンボアンプの場合は、スピーカーに繋がっているケーブルをアンプの端子から一旦抜いて、
その端子からスピーカーケーブルでアッテネーターに接続、アッテネーターのアウトには
コンボアンプのスピーカーに繋がっているケーブルを接続するカタチになります。
スピーカーに繋がっているケーブルがもし短くて届かない場合は延長する必要がありますけど。
(注:アンプによってはスピーカーケーブルが内部から直結されているもの
もあります。その場合は簡単では有りませんのでご相談ください)

ところで、初期のパワーアッテネーターは使っているうちに異常なほど熱くなったり、
モノによっては煙が出たりして使えなくなるものもありました。(笑)
(笑いごとではないです・・・)

GB-VIには本体底部に冷却ファンが内蔵されています。(電源不要)
アンプからの信号が入るとそのエネルギーで自動的に回るエコ設計!


真空管アンプをご自宅で思いっきり鳴らしたい方、必携です!!






TAKANO