先日Kz Guitar WorksさんにKz One RS Hybridのサンプルを見せていただきました。
15年ぶり位でKzの「レッドスペシャル」を見ましたが...何というか...流石の一言しかありませんでした。まさか(知ってましたけど)ボディー内部の構造、補正材から何から何までレッドスペシャルをコピーしているとは...ブリッジ一つ作るのにどれだけの手間をかけてるんでしょうか?
はっきり言って、こんなにも色々な意味でクオリティーが高く、そしてこんなに「儲からない」ギターはないと思います。高級ギター(金額が高い)のに、このギターは売れれば売れるほど... 多分赤字です。これはお世辞抜きで、本当に「クレイジー」な事だと思います。
それでもRSレプリカを作る意味は?と聞くと「だってレッドスペシャル、かっこいいじゃないですか」との答えが。確かに、久しぶりに見たレッドスペシャルはかっこよかった。多分、ご本人のオリジナルよりも「思い入れ」が強い分、かっこよく仕上がっているんじゃないかと思うくらい。
僕が知る限り、最も”BMクレイジー”な元店員・赤木君も「相当」でしたが、伊集院さんも「相当」ですね。レプリカを作って、最終的にBM本人までたどり着いちゃうわけですから。僕はこの2人と知り合って、深遠なるBMワールドの一端を知る事ができました。