クルーズヴィンテージライン "LED-1959"

お待たせいたしました。クルーズマニアックサウンド/ヴィンテージラインのフラッグシップモデルであるLEDシリーズ『LED-1959』が最新のアップデートを加えて登場です。

Crews Maniac Sound LED-1959 w/K&T IMD59L Green Lemon/Aged

https://www.digimart.net/cat01/shop2820/DS04685232/


Crews Maniac Sound LED-1959 w/K&T IMD59L Tangerine Burst/Aged

https://www.digimart.net/cat01/shop2820/DS04685223/



今回注目のポイントの一つとして、こだわりのヴィンテージレプリカパーツ ”KEY’STONE”のブラスポスト・ペグ、そしてヴィンテージレプリカ・ペグ ブッシュを採用しています。これはヴィンテージ・ペグから採寸され、ルックス面でのマニアックな再現を可能にしました。さらにトーン面でも重要なアップデートとなります。ブラス製のポストとギアを採用し、ワッシャー関係も全てブラスを使用する事で、音の重心が低く、それでいて豊かな倍音が手に入りました。





このペグは単体販売も行なっていおりますので、是非これまでのLEDを所有されている皆様にもお試しいただきたい逸品です。 クルーズヴィンテージラインの特徴である贅沢なトーンウッド...ブラジリアンローズウッド指板、ホンジュラスマホガニーネックとボディー、そしてハードメイプル・ボディートップは勿論のこと、ライトレリック加工を施したエイジド・フィニッシュ/オールラッカーで仕上げられた事で得られたカラリとした極上の鳴りを体験してください。

こだわり抜いたピックアップ

LEDといえば欠かせないのがK&Tピックアップです。これまでも「TOPS」をベースにカスタム品を多く搭載してきましたが、今回も新たにチューニングをお願いしました。



最新作はアルニコ5仕様の1959年のサウンドを再現したIMD-59Lピックアップを搭載。このピックアップは「完璧なPAF」を目指すK&Tピックアップのサウンドを「少しだけバラつかせた」ヴィンテージテイストのサウンド。ちょっと難しい言い回しになりますが、K&Tの59 PAFスタイルは完璧です。故に、オリジナルのサウンドを知るマニアからは「出来すぎている」という意見もありました。そう、ヴィンテージギターに搭載されたピックアップはここまでバランスが良くないのです。そこで、K&Tのピックアップビルダー高野氏と相談し、より「リアルな」ヴィンテージPAFサウンドを狙ってもらいました。このピックアップは恐ろしくセンシティヴで、まるでピエゾピックアップのような繊細な反応を見せながらも、サウンドはTrue Vintageそのものです。ブリッジ側/ネック側の各ポジションは勿論、ミックス位置での音色が素晴らしい。少し「線が細い」オールド特有の雰囲気と、セットネック・ギターの鳴りをそのまま拾い上げるかのようなファットな余韻が同居した唯一無二のピックアップです。

今回はライトヴィンテージ仕様の楽器に合わせて、ピックアップにもヴィンテージ加工を施してもらいました。



さらに、ワイヤリングパターンも見直す事で、ヴィンテージギターの持っていたストレートでアコースティカルなサウンドを引き出しています。これは50'sスタイルのワイヤリングをそのまま採用せず、トーンマニアによるトライ・アンド・エラーから生まれたパターンを採用しています。コンデンサーにこだわる/ケーブルにこだわるよりも、音色に説得力があります。是非、低域の明瞭なサウンドとボディー鳴りを拾い上げるピックアップとのコンビネーションをお楽しみください。

About… Crews Vintage Line “LED” Series


クルーズマニアックサウンド・ヴィンテージライン/LEDの歴史は最初のモデルであるLED-PLUSが登場した事によりスタートします。クルーズ社のストックであった極上のブラジリアンローズウッド指板とハードメイプルを使用し、ホンジュラスマホガニーをネックとボディーに採用したLED-PLUSは、それまでの通説であった「ヴィンテージギターそのままの造り」をあえて再現せず、クルーズからの「使えるヴィンテージスタイル」という解釈を盛り込んだ、他には無いLPスタイルとして多くのギター愛好家から絶賛を浴びました。

その後、K&Tカスタムピックアップとのコラボレーションという形でさらにサウンドにもこだわったLED PREMIUMが登場。当初は36本程度をつくって生産完了の予定だったLEDは、この時点でオーダーが生産を上回り、増産が決定。K&Tとのコラボレーションも回を増すごとによりマニアックなサウンドを求める形となり、ギターの仕様もより59年バーストを意識した事でLED-1959というモデルが登場します。
LED-PREMIUM(LED-PLUS)とLED-1959の違いはトップアーチの形状の変化と細部のアップデートが主な点です。基本となる木材のチョイスやグレードは変わっておりません。K&Tカスタムピックアップは所謂PAFの中でも「アタリのサウンド」と言われる音を再現したK&Tオリジナルの【WEEP】モデルをベースとしながら、さらにトーンをヴィンテージ仕様で仕上げた【TOPS】やアルニコ3マグネットの57年仕様を再現した【GOLD TONE】さらにそれらをニューオールドストックのヴィンテージコイルで巻き上げた数量限定の【NOSシリーズ】といったラインナップを生み出しました。

あらゆる古今東西の名演とそのトーンを連想させるマニアックで高品質なピックアップと、クルーズの「弾き易さ」「バランスの良さ」そして「材の素晴らしさ」を組みあわせた最強のモダン・ヴィンテージギターと呼ばれるLEDシリーズはさらにブラッシュアップされて行きます。

MWrata