Vandamme Cable


ちょっと気になったケーブルを揃えてみました。このゴールデンウィーク中もチェックしていただいた皆さんにもれなく購入していただき、嬉しい限りです。他のお客様がケーブルをチェックしている最中に「あのケーブルは何?」と気にしていただいて実際に購入していただいたケースもありました。つまり、そのくらいわかりやすく「気になる音」ということです。





本日ご紹介するのはVandammeケーブルです。
ご購入はこちらから:http://hoochies.info/item/cable/vandamme/

このケーブルはイギリス製のケーブルということで、いわゆる世界標準であるBELDEN、そしてMOGAMIといった今まで当店で取り扱っていたケーブルとは、サウンドの傾向が異なります。(もちろん、BELDEN/MOGAMIも引き続き取り扱います)

70年代のギター/ベースサウンドいわゆるロック創世記のサウンドを追求すると、行き着くところはイギリスのサウンドになります。極端ですが、ギターでいえば3大ギタリスト(エリッククラプトン/ジェフベック/ジミーペイジ)はイギリスで活躍していましたし、ジミヘンドリクスもイギリスへ向かったので「今思う」70年代のギターサウンドをイメージするにはわかりやすいですよね。ベースも勿論、ジンジャーベイカー、ジョンジーやジョン・エントウィッスルといった現代のベーシストにもフォロアーを多く生み出した「格好いいベースサウンド」は、やはり若干ダークでドライブしたブリティッシュサウンドだと思います。ああ、『ホークウインド』のレミーキルミスターも忘れてはいけません。

これがサイケじゃ!

と叱られているような動画とサウンドですね



と言う訳でブリティッシュサウンドを追求していくことが、現在でもギターサウンドの肝となるディストーションサウンドを「知る」ことになります。ところで当時のアンプ、当時の楽器、当時の機材(エフェクト)を揃えてみて、初めてわかることがあります。それはケーブルの重要性です。ブリティッシュサウンドとアメリカンサウンドは全くの別物で、「海外の音」という簡単な分類では説明できません。

例えばこの動画のイメージです
ロジャーウォーターズの1997年のツアーですが、ドイルブラムホールJr.がアメリカン・サウンド、そしてスノーリーホワイトが「ド」ブリティッシュなサウンドです。ドイルのキレのあるブルージーなプレイ。その素晴らしさは勿論ですが、名手スノーリーホワイトが1957 GTとVOX AC30のコンビから繰り出すなんとも言えない芳醇なトーン。ゆったりとしながらも甘く太くメロウなサウンドが素晴らしいと思います。

この時のドイルは異常に格好いい。
オクタヴィア・ファズのサウンドを自然に使ってる感じも最高でしょう


このスノーリーホワイトのサウンド。身の詰まり具合がハンパじゃない


ちょっと話は変わりますが、例えば、オールドマーシャルの電源をモダンなオーディオグレードのケーブルに交換したことがありますか?私はあります。結果は「最悪」でした。両者の良いところが全く出てこない。それどころか不快なサウンドに感じました。これは特定の「狙ったサウンド」を再現するなら良い組み合わせかもしれませんが、王道のサウンドには全くもってお勧めできない組みあわせです。

そういったこともあり、ギター/ベース用のケーブルから電源ケーブルまで、楽器用のケーブルとしては「ハイエンドすぎてはいけない」そして「出したい音のイメージをなるべくシンプルに捉えて、その整合性を合わせていく」というのが良い音へのメソッドだと思います。ではブリティッシュなケーブルって...どんなの?


前置きが長くなりましたが、Vandammeのケーブルです


20年以上に渡りアビーロードスタジオでメインケーブルとして愛用されていると言うこともそうですが、やはり音色の質感がロックに向いていると思います。ロックに向いている?おかしな言い方ですが、とにかく高域から低域までのレンジがロックミュージック/楽器の特性に向いていると思います。FLAT CAPというモデルは綺麗に全帯域が伝達されるのですが、トーンのピークが心地よく、歪ませてもクリーンでも音の芯がガッツと共に出力されるイメージ。特に低域の処理が絶妙で太いんだけどスッキリしている、という感覚。

LO CAPというモデルは低域がもっとクリアーに伝達されるイメージで、パワーもありながら余計な帯域をスッキリとまとめてくれるイメージ。ベースで是非お試しください。

HI CAPというモデルは高域が少し抑えられたある意味不自然なサウンドです。強いて言えばカールコードを使用した時の高域と低域のロスが再現されたようなケーブルです。はっきりいって小型のフェンダーアンプには合わないと思います。ところがハイパワーなマーシャルスタック+ストラト(シングルピックアップ)の組みあわせ(ヘンドリクス/リッチーな感じですね)レスポール+AC30的なサウンドには絶妙な感じもあります。



という訳で、ブリティッシュサウンド好き/ファズ野郎にはたまらないケーブルです。是非店頭でお試しください。勿論、弾き比べも可能です。我々のオススメとは「真逆に感じた」という皆さんも多いです。そう、あくまで私たちの見解が上記だっただけです。試して購入される皆さんは是非、うんちくは気にせず、気に入ったケーブルをゲットしてください。

ご購入はこちらから:http://hoochies.info/item/cable/vandamme/

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