Crews JM60S sound sample

昨日全て入荷した
クルーズのJMモデル

ところで、動画上げないの?というご意見をいただき(ありがとうございます)本日は動画を撮影いたしました。

いつものデラリバ直と、せっかくなのでファズも・・・
という訳で、調整上がりのビッグマフ/ラムズヘッドを繋いだver.も撮ってみました。
アンプのセッティングは
VOL:3
TREBLE:5
BASS:5
REVERB:少々
と言った感じです。

弾いて、撮って、客観的に観て聴くと
まずはクリーンサウンドの奥行きに驚かされます。
STをバージョンアップしたようなサウンドではないでしょうか。



ビックリしたのが、太いシングルのサウンド。
厳選軽量のワンピースアルダーボディー、サスティーンに効いてます。
そして勿論プレミアム・ブラジリアンローズの指板。
ここでアタックの音に違いがでます。

さらに、JM60Sに採用したネックジョイント角度のモディファイや
MID-JUMBOフレットのおかげで本当にライトな弾き心地
(そう言う言い方があるのかは解りませんが)でギターが弾けます。

そして、アタックは凄くピーキーなのに、
その後にミッドからローにかけての「エグる様な」音の太さがあります。

さらに、その後にブリッジからテールピースにかけての
「冷ややかな共振」があります。
これが60年代の最もエッジーなサウンド。
サーフミュージックのギタートーンは
爽やかな海辺のイメージだけではありません。



そして、ファズ。
フレーズが弾けてませんが(苦笑)ここまで歪ませても存在感が薄れません。
そして、この絶妙なテンション感がハードなピッキングにも対応してくれます。
結構雑に(・・・)弾いてみましたが弦落ちしません。そしてノイズが少ない。
ここも凄いポイントだと思います。

勿論、JMのピックアップはシングルコイルです。


よく、P-90と同じように語られるJMピックアップですが、
構造からして全く異なります。
P-90はバーマグネット(ハムバッカーと同じ物)が2つ。
JMはポールピースに直接、着磁されています。
そして縦巻か横巻か。
見た目じゃないんですね。

このワインディングの違いが如実に音に現れています。
詳しくはこちらを


この格好良いトーンは、他では中々味わえないと思います。
プリセット・トーンでジャジーにキメても・・・良いですねぇ。

た ま り ま せ ん 。


ST好きの皆さんであれば、
この音は好きなのでは・・・ないでしょうか?

是非、試してみて頂きたいギターです。

mwrata