Real Vintage Telecaster〜撮影レポート


昨日、HoochiesのFACEBOOKで、少しだけご紹介致しました、
ヴィンテージテレキャスター撮影現場の様子を、もう少し詳しくレポート致します。


過去にも、様々なヴィンテージギターにスポットを当てたものが
出版されております。

以前にHoochiesとしても、シンコーミュージックさんからの依頼があり、
テレキャスターブック制作に協力致しました。

あれから2年ほど経ち、今回さらにマニアックな内容で、テレキャスターを
追求した物を制作することになり、前回同様、協力することになりました。

昨日は、ギター本体の写真撮影を行いました。

正面、バック、サイドと撮影し、今回は全てのギターのピックガードを外し、
コントロールキャビティ内の撮影もすることになりました。


パーツを外す作業を行い、50年代〜70年代のテレキャスター4本を、
あらゆる角度から、撮影致しました。

でも、それだけだは、モノ足らない感じでしたので.........

51年Nocasterを、バラすことになりました。


こうなると、一気にテンションも上がり、ネックとボディのネックポケットの
デイティングや、コントロールキャビティ内に貼られている、マスキングテープに
書かれているデイティングを撮り、フロントピックアップ下にマウントされている
スプリングや、外したビスまでも個別に撮影するという徹底ぶりでした。

使用されているビスも、50年代初頭のマイナスビスから、その後プラスビスに移行するため
ストラップピンや、テンションピンのビスも、当然のごとく...........

接写の嵐.........


監修のヒストリークギターズの、Iさんからの指示もヒートしてきて、
ジグ穴や、ボディのつなぎ目まで、出来る限り撮影。

ペグだけでも、上から下から斜めからと、一体何カット撮るの????
というくらい、細かい指示が出ていました。

濃厚.....マニアック......素晴らしい!

下の写真は、Nocasterのネック。

その上にあるのが左から、フロントピックアップのマウントスプリング、
ピックガードビス、コントロールプレートビス、フロントピックアップのマウントビスです。


今年で、還暦を迎えるギターが放つオーラを、どこまで伝えられるか
楽しみです。


今後も取材は続きます。

Iさんも、テレキャスターマニアを唸らせる、
今までに無い構図の写真を沢山掲載し、内容も
今までの、集大成的なものにしたいと、熱い思いを語ってくれました。

かなり期待出来る内容になる事、間違い無しですね!!

タイトル等、未定ですが、今年7月中旬以降、
シンコーミュージクより、発売予定です。


濃いって、素晴らしいですね!