K&T 57 LOM

K&T Original(新作?) 57 LOMを、お客様のご要望で、
Crews ST 60 Slabにマウントしました。
















何やら個性的なディッピングに注目です。



アーリー60年代スタイルのスラブボードで、57年タイプとは??
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが......

お客様ご要望のイメージが、シャープなサウンドのLate 50's Teleの
テイストが欲しいとのことで、様々なK&T Pick Upを色々試した結果、
57 LOMに決まりました。



















スラブボードのストラトだと通常、THE 60やAustin Legendが
マウントされますが...........
57年の持つ独特のシャープなテイストをスラブのSTにプラスすると、イメージ通りのサウンドが
得られるのではないか?という事で悩みに悩んだ結果、決定しました。


















セットアップ完了後、早速サウンドチェック.......

K&TのTHE 60やAustin Legendのようなファットさとは、
ひと味もふた味も違うシャープさとファットさを持ったサウンドになりました。

トレモロはフローティングせず、アームが使用出来る程度に、
スプリングも調整致しました。


プレミアム ブラジリアン・スラブボードとのマッチングも良い感じで、
絶妙なアタック感と1音1音に弾いた後から、湧き出てくるようなミッドレンジが絶品です!
これぞグリッティー。



お客様も、狙い通りのサウンドになったと、満足して頂きました。


この様に、目指すイメージがあるのであれば、あえてセオリーから外れてみる、というのも面白さだと思います。
ある一定のレベルを超えてしまったピース同士であれば、組み合わせの妙も楽しめる好例ではないでしょうか。

今度調整に持ってこられた際には是非サウンドサンプルを取らせていただきたいと思います。
今回は中々面白い結果となり、我々スタッフ側としても勉強になりました。

I様、いつもありがとうございます。