K&T "Fiddle Note" pick ups.

Come on men....

凄い。またしても。驚いてしまった。 

K&T Fiddle note
フィドルノート。ヴァイオリンの様な音色。
アタック時のコンプレッションは、今までのK&Tラインナップ、
例えばWEEPやTOPSとも異なります。
ピーキーでは無く、全てのレンジが美しく出力される感じがあります。

濃厚なハムバッカーをブラッシュアップした様な
整理された音色。
ギターのおいしい所だけを理想的に拾い上げ
出力しているK&Tのピックアップの中でも
コンテンポラリーに区分けされる理由はそこにあります。

何々年風、では無いと言う事ですね。

例えばジェフベックの音色。
オックスブラッドのLPを使用している時代のベックは
殆どヴォリュームをフル10では使用していませんよね。

ボリュームを絞ると「えっ」と驚く程
クリーンな音色が得られます。
コイルタップ、では無く
コイルのターン数を少しずつ減らしていくかの様な・・・
一聴すると「細い音」
しかし、実際にはセンシティブで美しい音色なのです。

そして、ボリュームを上げると、正にフィドルノート。
バイオリンのごとき音色を生み出します。
目から鱗、とは正にこの事。この音です。
スィート。エフェクターではこの音色は引き出せない。

やはり天才と呼ばれるギタリストは
トーンに関しても天才的な解釈を持っている様です。

これでなぜ、著名なギタービルダー達や名手達が
ハムバッカーにハイパスコンデンサーを付けるのか
理解できました。

そして、あのボリュームを絞ったときの
「痩せた音色」が、もっと「リッチな音色」だったら‥‥
とお思いの皆さん。

またしても注目すべきK&Tの新製品です。
是非、お試し下さい。


mw