不要でした。

本日は昔からのお客様である某プロギタリスト氏からの依頼でスピーカーボックスのチェック。
片側の音がナマけているかも、との事だったので、まずはプラグインしてヒヤリング。
あまり日本に流通していないマニアックなスピーカーでしたが、高域の伸びが感じられない程度で、ヘタリ感は無い。

しかし、何か全体を覆うモヤッと感。むむむ。

バックパネルを開けたらそこには後付けの4/16Ωのインピーダンス切り替えスイッチ・・・多分これですね。
某M社のインピーダンス切り替えスイッチを取り除いたら音がパッと明るくなった事を思い出し、何とかスイッチジャックと配線で切り替えられないかと悩む。


悩む。

悩む。




・・・閃いた!(あばれはっちゃく!)




いやー、スイッチ付きジャック(プラグが刺さるとオープン、抜くとクローズ)って便利です。問題なく完成。
と言う訳で片側に差し込むと4Ω
もう片側に差し込むと16Ωという2 x 12スピーカーキャビネットが完成。
これは便利だなーと思いつつ、最近頭を使っていないなぁ、としみじみ。たまには回転させないと・・・

ヒヤリングでは高域の「シャワシャワ」とした所が出てきていい感じになりました。ミッドの感じも自然に。
小さいスイッチや基盤に100wの出力を通過させるのは、やっぱりアレですね。


フーチーズではアンプ関連のリペアも受け付けております。
モディファイする前に、そのアンプ本来の音をチェックしてみても良いかもしれませんよ〜