ピックアップ交換などなど!

ギターショウの準備も着々と。

昨日はK&Tピックアップ
ヘヴィーユーザーのお客様のベースに
THE '64をマウント。

F社のマルチレイヤーフィニッシュ?って格好良いですね。

普段、J.I.GとE-5をご使用いただいておりますが
この61タイプには何が良いか?とお問い合わせ頂きました。
欲しいのはタイトさとスピード感。

それなら!と
THE '64をお勧めしました。
結果は・・・

バッチリ。

スラブ張りの太さが生きる音に「鳴り」ました。
勿論、ネックジョイントも弦高も調整。

その後、ちょっとコンデンサーに音が「吸われて」いる気がしたので
一旦取り外してみると・・・

「まじすか!?」
とお客様もびっくりする程、レスポンスが復活。
これではせっかくのボディー鳴りが生きません。

セラミックコンデンサーが合いそうだったので装着。
いい感じにまとまりが出ました。

後はガンガン弾いていただくだけ!
気に入って頂けて何よりです。


そして・・・
ノイズと音切れに悩まされるという
レジェンドのタルボをメンテナンス。


恐らく、メンテナンスされたTECHの方は
決して、悪気があった訳では無く
音を良くしようと努力されたのだと思いますが
結果はあまり良い状態ではありませんでした。
これでフジもライジングもこなしてきたとは・・・さすがです。

余談ですが、個人的にはギター内部のワイヤリングに単線材を使用する事は
お勧め出来ません。
特にエナメルワイヤーでは倍音感の喪失が感じられます。
こんな時、いわゆる「普通の」クロスワイヤーの良さを実感できます。
まぁ普通のと言っても30年以上昔の物ですが。
珍しさはありませんが、良い音はします。
ギターの配線にはWEより良いんじゃないでしょうか。

銀ハンダもグランドまわりには良い時もありますが
全ての場所に使用するのはどうかな?という気がします。

と、折角なので、ポット、スイッチ、ジャックも総取り替え。

結果は・・・「普通の良い音」になりました!
まぁ、普通ですが...レジェンドが弾けば、絶対に格好良い音がするので問題なし。
余計な小細工は不用です。

なので
ちょっとだけ
小細工しておきました。

MW