バッファーアンプとは?

G.Wのエフェクター動画シリーズの最後はバッファーアンプ。
丁度昨日、システムの入れ替えを行ったお客様がいらっしゃいましたので
その音の違いを録音してみました。

こちら

0:30秒くらいまではFXをOFFにして
アンプ側ループのON/OFFを繰り返しています。
パッシブ・ループのアンプの場合、バッファー無しでエフェクターを接続するとかなり音が甘くなってしまっているのが解ると思います。等に高域がロスした感じです。

これを改善する様にバッファーを組み込んだものが0:50くらいからの音です。
ループをON/OFF時の音の変化が最小限に抑えられています。この効果はかなり強力です。
さらに1:40辺りからはディレイがONになった時の音量の減衰を改善する為に、BUF-211のBOOSTを少しだけ上げています。音のエッジに変化が生じるのをご確認いただけると思います。

BUF-211はこの様にマッチレスやCARR AMP等のパッシブループを持つアンプのエフェクトループにエフェクトを接続する際には欠かせないデバイスです。勿論、アンプの前に接続しても同様の効果が得られます。

今回はアンプの前に接続するよりも解りやすい例として録画しました。
BUFはケーブルで生じる高域のロスも防げます。他にも様々な仕様法があります。
興味のある皆様は是非、お試し下さい。
トゥルーバイパスだらけのシステムには、必要不可欠なアイテムです。

mw