K&T P.U入荷です

オーダーしていたピックアップが入荷です。
こちらはTOPS
皆さんが驚く音色。それもそのはず。
音の分離、ハーモニクス、奥行き。
楽器の全てが表現されるハムバッカーです。

その奥にはGOLD TONEのノーマルとN.O.Sが。
GOLD TONEは本当にスゥイートな音色。
「あたたかい/あまい」という表現が
これほどあてはまるP.Uは他に考えられません。
個人的なイメージはこの音。
(しかしこの動画、位相が変じゃない?)
ロベンファンにはGOLD TONEが絶対おすすめです!
このスィートなタッチと奥行き感。ファットさ。
安易にマグネットを変えただけではありません。
その仕様にも深ーい理由があるんです・・・
・・・多分、弾いていただければご理解いただけます。


そして
レアスペックのJ-64と
レジェンダリーなTHE '52 TLのセット。
J-64は前回即売れだったのでもう一度音色をチェックしたい。
The '52の泣く子も黙るライトニング・トーンは
しっかりと頭に叩き込まれています:)


そしてー
wow
遂にTriad/トライアドがレギュラー入荷しました

ヴィンテージには存在しないハイパワーでありながら、
各弦の分離や音抜けが凄いシングル。
そしてハムバッカーは
どこまで歪ませても音像が揺るがない・・・
・・・ギターの音色が失われない

兎に角、百聞は一見にしかず
いやいや
その音を聴いてみた方が/弾いてみた方が
断然本質が「見えて」きます。


以下、少し長いです


最近、
「このピックアップを載せると音がよくなるのか?」
「ヴィンテージの音になるのか?」
という風に質問されますが、そういう事ではありません。

ピックアップは楽器の一部です。
いくらよいピックアップを載せたところで
その全てが激変する訳ではありません。

例えば
ネックが反っている状態と
まっすぐな状態では、音色が違います。
弦を替えれば、音色が変わります。
ネックジョイントやブリッジの固定を
緩めたり強く締めたりしても、音色は変わります。
エレクトリックで言えば
500Kオームに.022のコンデンサーを付けた時と
.044のコンデンサーを付けた時では音色が違います。
当り前ですがコンデンサーの種類でも音色は変わります。
ジャックやスイッチを変えても音色は変わります。
殆どの皆さんが知っている/体験している事実です。

勿論、楽器の素材はもっとも重要です。
メイプルとローズとブラジリアンとエボニー。
アッシュとアルダーとコリーナとマホガニー。
単板と合板。ラミネートとソリッド。

上記の音色を拾い上げ
電気信号に変換し、出力する
「マイク」がピックアップです。


楽器は、全てのバランスで音色を作り出します。
我々はピックアップを交換する際に
一度、セオリーに則ったセットアップを心がけます。
その後、弾手の要望やシチュエーションに応じて
再度セットアップを施します。

なので、ピックアップを変えたら
ヴィンテージの音になる、という事はありえません。

しかし、その楽器がヴィンテージの様に鳴り
セオリー通りの素材で組み上がっていたら
まるでヴィンテージ楽器の様な音色になります。

ただし、
「ヴィンテージ」を作り上げるには
時間も必要です。

良い楽器。
そういった楽器にK&Tのピックアップを搭載すると
驚く程、楽器本来の「音色」がアンプから聞こえます。

そして、
それぞれの「ピックアップ」でしか付け足せない
音色を加えてくれます。
まず、アコースティックな「鳴りと音色」があってこそ、
初めてその「意味」が理解できるピックアップなのです。

クルーズ/ヴィンテージラインと
K&Tピックアップの絶妙なマッチングは
そのセオリーに則って製作されているからです。
それは見た目のスペックだけでは完成しません。

ヴィンテージスペックを、セレクトされたマテリアルで製作し、
「鳴りのバランス」を整えて製作される楽器。
そして
ハンドワインディングで製作され
ポッティングやディッピングにも細心の注意を持って
極秘レシピで製作されたピックアップ。
良い音がしない訳が無い。
それはもう「本物」と言って良いと思います。

そして我々が
HISTORIC/CUSTOM SHOPクオリティーのギターへの
マウントを推奨する理由もそこにあります。

トーンタッピングや厳しい基準を経て
厳選されたマテリアルを用いて
「オーセンティックな楽器を」製作する目的で
組上げられた楽器には
その素晴らしいアコースティックな音色を出力できる
ワンランク上のピックアップが必要だと思うからです。

K&Tピックアップをチェックしている皆様の中には
既に素晴らしい楽器を持っていらっしゃる皆様も
沢山いらっしゃると思います。

その素晴らしい楽器が持つ音色を
次へ送る電気信号に変換する最上の「マイク」
それがK&Tピックアップです。

楽器の音/エレクトリックの音

ワンランク上の音にこだわるのであれば
それは自然なチョイスになると思います。
ご遠慮なくご相談下さい。

MW