K&T THE 52R w/ 1972 Tele-Custom


K&T PICK UPのブラックガード期テレキャスターのサウンドの話題の続きを予定しておりましたが.....

グッドタイミングで、K&T THE 52Rのマウント依頼がありました。

お客様は、ギターの修理相談でご来店されましたが、バンドのギタリストが、
K&T THE 52、ZOSOをマウントしており、気になっていたとのことでした。

音の話になり、殆どリアしか使用しないので、太くパンチのある音が欲しいと言う事になり.......
でも、フロントは、何故使わないのか?聞いたところ、バランスが良くないので、使い難いとのことでした。

1972年製のテレキャスターカスタム。ボディ材はアルダーで、アッシュに比べ中音域の濃さが異なる
ため、音は多少甘めになる事を想定し、THE 52Rをチョイス。

当然、パワーのあるTHE 51と迷いましたが、コンプレッション感のある太さよりキレが良く、また、
フロントのオリジナルハムバッカーのキャラクターとのマッチングを考慮した結果、THE 52になりました。

さて、ピックアップも決まり、取付作業にかかりましたが......

この時代のピックアップはS極トップで、K&T THE 52RはN極トップである事に気づき、
S極トップでオーダー致しました。
裏のラベルには、52R  REV(リバース)の文字が入ってます!


元々のオリジナルはスッキリしていて、パワー感の無いサウンドのため、フロントとのバランスが
取りづらいのですが、K&T THE 52をマウントすることによりバランスが取れ、殆ど使用しなかった
フロントも使えるようになったと、お客様には大変満足して頂けました。

70'sモノに、マウントするのも.......なかなか良いです。

さて、次回は予定通り、THE 51&THE 52のドライブサウンドをアップします。

お楽しみに!!