Crews 50's TELE/K&T THE 51&THE 52


テレキャスターサウンドは、弾き手により様々かと思います。
ジャキッとしてキレがある、カッティング奏法に向いている.......
どリアルヴィンテージトーンを再現する、クルーズ/ヴィンテージライン。

今回は、テレキャスターにスポットを当て、ご紹介致します。

ちらかと言えば、カタい音のイメージがあるかと思います。

しかし、本来のテレキャスターは、年代により異なりますが、
太くパンチのあるサウンドで、特に1950年代中期までの、
ブラックガードテレは、レスポールのようなサウンドとも言われております。

数々のリプレイスメントピックアップが存在し、また、本家F社をはじめ、
ヴィンテージサウンドを追求したモデルが出ておりますが...........

リアルなテレキャスターのトーンを再現出来ている物を探すのはなかなか
難しいのでは無いでしょうか。

また、ヴィンテージのサウンド自体、体験出来る機会も少ないかと思います。

本来の音、テレキャスターのリアルサウンド......
それを実現したのが、Crews 50's TELE、60's TELE であり、
K&T ピックアップをマウントしたモデルなのです。

Crews 50's TELEは、ワンピースアッシュボディにメイプルネックの
ブラックガード仕様です。

ブロードキャスターとして登場したものの、諸事情によりテレキャスターへと
ネイミング変更された、初のソリッドボディのエレクトリックギターです。

このモデルには、K&T/THE 49、THE 51、THE 52のピックアップをチョイスしました。

ブロードキャスター期のTHE 49は、アルニコ3マグネットにAWG 43エナメルワイヤーが使用され、
ミッドレンジが濃厚で、スウィートなサウンドが特徴です。音楽的背景を考えても、かなりジャジーな
トーンが得られます。

THE 51は、ブロードキャスターという名前が使用出来なくなった時期のもので、
通称ノーキャスターと呼ばれる1951年のみに存在したモデルです。
テレキャスター史上、最も出力が高く、レスポールのようなサウンドと言われ、
この時期にしか存在しなかった、レアスペックモデルです。


THE 52は、これぞテレキャスターといえる、王道のアメリカンサウンドです。
パンチがあり、ラウドさの中に『静』の部分も兼ね備えたサウンド。
このサウンドにノックアウトされたテレキャスファンは多いと思います。


ボリュームを少し絞りクリーントーンにしています。
アンプは、リイッシューのDeluxe Reverb Ampを使用しています。  

フルテンのドライブサウンドは、次回に........

まだまだ、つづきます。