K&T ON BASSES!


連日、K&Tピックアップをベースへマウントするご依頼が続いております。


#1
こちらは国産メーカーのベースにK&T J-63をマウント。
 元々はPBプレイヤーのオーナー様、やっぱりこのJ-63をチョイスされました。
(ちなみにCrews NPBにK&T POWER BOMBを
搭載したモデルをご愛用いただいております)

フォームバーとラッカーディッピングが生み出す特徴の一つ
「重厚さ+きらびやかさ」というJ-63ならではの音が
JBでありながらPBに通じる、という事を直感的に感じ取ったご様子。
フンワリとした倍音感、と言うよりは「ゴン」とした芯のある響きをセレクト。
そういえば、あるお客様はJ-63のイメージを
「お寺で鐘をゴーンと叩いた、あの感じ」と例えておられましたが
まさしくその通り。素晴らしい喩えだと思います。
これからJ-63のご説明にはそのコメントを付け加えさせていただきましょう。
(Mさん、いつもありがとうございます)
オーナ様にも、きっと気に入って頂けるでしょう。

#2
こちらはN.O.S J-60をクルーズJB-Modernにマウント。
J−60は「これぞJB!」と誰もが納得する音の太さ。
実音と倍音のバランスがK&Tは勿論、他のメイカーの音とは全く異なります。

ヘビーフォームバーを使用するJIGとも異なる、
特殊なエナメルワイヤーの生み出す音色。
そして高野氏の驚くべきワインディングと、
そのノウハウが凝縮されています。



立ち上がりは素早く。
サスティーンは柔らかく太い。
皮膜の厚さが生み出す(と私には感じます)音色の奥行。

全てにおいて最上のJBサウンドだと思います。
レアスペック、と言うだけでなく
生産数も基本的に限定に近いこのピックアップは貴重です。

J-60はK&Tベースピックアップ/ラインナップでも
最も高価なモデルでありながら
実は当店においてはJIGと並び1、2を争う人気機種でもあります。
やっぱり音に敏感な皆様は値段よりも音色に正直、と言う事でしょうか?

K&Tといえば待望のオフィシャルブログも再開された様子。
こちらもかなり・・・面白いお話の宝庫になっております

今後の展開が気になるのは私だけではないでしょう。
是非、チェックしてみて下さい



mw