Crews x K&T "TEXAS" series

TEXAS BLUES SOUNDと称される
甘く太いシングルコイルの音色は、STサウンド理想の一つであります。

Crewsの60'sスタイルはスラブ/ラウンド指板共に
プレミアム・ブラジリアンローズウッドを使用しております。

ラウンド指板

スラブ指板

プレミアムブラジリアンの指板。
何故「プレミアム」と強調しているのかと言うと
普通のブラジリアンではないと言う事です。
例えばそれは「プレミアムビール」と同じです。
麦を使用している、と言う事はビールでは当り前の事ですが
その麦が違う。例えば「拘りぬいたホップ」
そして製造方法も違う。
時間をかけて手を抜かずに作り上げています。
「勿論製法」そして「素材の良さありき」が生み出す
ワンランク上の味わい。それが他とは違う
「プレミアムなビール」なのであります。


そんなプレミアムなマテリアルを贅沢に使用した
Crews Vintage LineのTEXASシリーズ。

興味深いのはスラブボードとラウンドボードの違い。
その指板の厚さが生み出す音の立ち上がりの違いであります。
ラウンドが指板Rに対して均一な立ち上がりを生み出すのに対して、
スラブは特に3,4弦の音の立ち上がりに他の弦とは異なる変化が生じます。

弦をヒットした際のバイブレーションが指板に伝わり、跳ね返る速度が違う。
そして指板の厚さが生むコンプレッション感と共に、
指板材自体の音がギターの音色により強く反面されるという事があります。

さらに、Crews VIntage lineは
ラウンドボードを通常よりも厚めに取っています。

シックラウンドボードと呼ばれる、ヴィンテージSTの中でも
62年から63年の過渡期に見られる一部のモデルには
この厚みのあるラウンド指板が採用されていました。
プレミアムブラジリアンのもつ
木琴の様に澄んだ音色を十分に楽しみながら、
ラウンドボードの反応の良さも手に入れる事ができます。

勿論、スラブボードはぶっ太くコンプレッションもあり、
まさにトリオバンドのストラトプレイヤーが求める
パワフルな音色を手に入れる事ができます。
チョーキングの際の絶妙な音の減衰感と立ち上がり。
巻弦からプレーン弦への移動時にも
このスラブ特有の音色を感じる事ができます。

上質なマテリアルを使用したからこそ解る
フリークがこだわるポイントと
その違いが生むトーン(音色)の違い。

そしてその楽器の音を驚く程「繊細」に、
そしてブラッシュアップして出力してくれるK&Tのピックアップ。
THE 60'sとAUSTIN LEGENDの
各ピックアップを搭載したモデルをご用意いたしました。


是非、ご自身でプレイしてこの違いを体験して下さい。

mw