チョッパING

クルーズのブログにも上げたんですが
こちらのBlogにもアップします。


YKZ/Blowbackのライブ映像です。
渋谷クアトロですね。2003年!もう8年まえ!?

この時は秋満氏もクルーズのカスタムギターですね。

バーズアイネックにマダガスカルローズウッド指板のネック
アルダー2Pボディーでレースセンサーピックアップに
ブースター搭載(使ってなかったと記憶)のマッチョなSTスタイルです。


確かレコーディング時に試して気に入ってもらい
そのままお買上げだった記憶が。
堅いネック+ローの豊かなアルダーのサウンドに
レースセンサーのファットさがうまくミックスされていました。
やはりライブ派にはシングルコイルのハムノイズがない事が重要だったのと、
センターピックアップがリバースワウンドでは無いので
ハーフトーンの音が良い、というのがポイント。

いわゆるSECのローズ指板モデル、という感じですね。
このギターは結構色々なアーティストが使用した記憶が・・・
そしてアンプはマッチレスのスーパーチーフと
soldanoのDECATONE!レクチから乗り換えた後だと思います。
良い音してるっ!


田中氏はいつものUncle HT(HIDEKI TANAKA)をチョッパっていますね




この時もUncle(BASS)からEBSのBASS IQ(フィルタ0ー)へ入って
LINE 6のDM-4ディストーション、
その後RADIALのJ45 DIを通ってampeg/SVT-4PROにIN.

アンプのセンドリターンにEBSのマルチコンプを繋いでいましたね。
ベース自体が本人の好きな音しか出ない(鳴らない)くらい
弾き込んだベースは、驚く程の「シグネイチャートーン」を持ちます。
田中氏の場合、かなりビームの様な生音なので、基本的にはベース側プリアンプのEQはほぼフラット。
それをEBSのコンプでトリートメントするイメージで音を作っていました。

そういえば・・
クアトロのリハの途中で電話があって「音が変!音が変だ!」と言われて
何事かとおもい当時フーチーズに在籍していた玉利氏(現 玉利屋店主)が
慌てて行ったら、単純に弦が不良品だったと言う(笑)

今となったら笑い話ですが、その時は「ヤバい、レコ発ツアーの最後のライブなのに音が納得いかない!」と憤慨する田中氏と「大丈夫だよ!」となだめる玉利氏のやり取りを不安に見つめていた私。懐かしい思い出です。

自分の音を完全に理解してる人は違いを見抜くのが凄く早い。だから田中氏はライブでも音源でも基本的に同じ音がしています。この人達の場合、PAとかあまり関係ありません。その割にドラムの音にこだわるので時間はかかりますが・・・結果的にライブはいつも良い音がしてました。

うまいな。

そろそろライブをやってほしいですね。

MW