連休(個人的な)を前に取り組んだ
某プロのエフェクトボードです。
その全貌
ペダルズーム
いやー先日も言いましたが
CAE/MXRのMC403電源ユニット
これ良いです。大好き。
入出力周り
T.CのNOVA DELAYのみ
アンプのセンドリターンに接続されています。
アンプはCARRのSLANT 6V
チャンネル切替は
ProvidenceのPEC-2にて制御しています。
今回はペダル電源の改善、
そしてハムノイズと
パッシヴループの問題を指摘されました。
ループの問題はオリジナルマッチレスのループでも
同じ問題が生じますよね。
いわゆる
「ハイ落ち」
「ゲイン落ち」
ハンドワイヤード/ヴィンテージサウンド系の
多くのアンプではエフェクトループにはバッファーを組み込みません。
エフェクトループを使用しない時にも干渉してしまう
音色の変化をアンプビルダーが気にするからです。
かの有名なハワードダンブル氏が
エフェクトループを使用したいミュージシャン用に
ダンブレーターなるチューブバッファーユニットを
用意している事は
楽器好きの皆さんならばご承知の事でしょう。
カスタムオーディオジャパンでも
エフェクトループインターフェイスと言うユニットが存在します。
トニーブルーノ氏はダンブルタイプのSUper 100アンプを制作した際、
ダンブレーターのモディファイ物を制作しています。
そもそも
アンプのモディファイが流行ったきっかけの一つに
エフェクトループの音質改善と言うのがありました。
それがいつの間にかハイゲイン・モッドに切り替わって行くのですが・・・
ヴァンヘイレンは勿論、
クラプトンやマークノップラーのループにも・・・
まぁそのお話はまた今度。
と言う訳で必要性は解っています。
今回もサクッと解決しましょう。
クルーズのBUF-211をアンプのセンドに接続。
それだけです。
こう言ったパッシヴループの場合
バッファーがないと足下までのケーブルや各ジャック等で
信号を「ロス」ります。
そこで登場するのが
バッファーアンプ!
じゃん!
使い方は簡単!
「ただ繋ぐだけ」です。
これでOK!
勿論、多少音は変わりますが
気になる「音量の減衰」や「ハイ落ち」とはおさらばできます。
と言う訳で
ペダル電源の改善=MC403でOK!
ハムノイズ=MC403を使用した事と
8412ケーブルのモディファイでOK!
パッシヴループの問題
BUF-211でOK!
スッキリしました。
現場の電源にもよりますが
アンプのグラウンドが落ちれば問題ないでしょう。
電源周り、特に日本は大変です。
そう言えば、あのピートコーニッシュ氏も10年くらい前に来日した際
「君たちの国って電源がホット/コールド/グラインドじゃないの?』
「ホット/コールドしか無いのに、グランド(アース)どうしてるの?」
と気にされていましたねぇ。
色々大変なんですねぇ。
あ、本人が引き取りにきました。
ではこの続きはまた今度!
MW