D*A*M

アコギコージによる更新がさっぱりなので横槍でも入れてみます。

本日はD*A*M製品の話題でも。

おかげさまで当店在庫のD*A*M/1966の限定バージョンも残り1台となりました。

VOX/TONEBENDERのリィッシューモデルとしては他に類を見ない完成度と、かなりオリジナルに忠実なトーンが世界中のフリークスに衝撃を与えたこのモデル。オリジナルのヴィンテージTONE BENDERはビートルズやZEPと言ったイギリスの初期ROCK GUITARサウンドをつくりあげるのに重大な役割を果たしたペダルである事は言うまでもありません。

ところが最近、D*A*Mの合格ライン/基準値を満たすN.O.Sのゲルマニウムが、かなり入手しづらくなってきているそうです。
いくらD*A*Mがヴィンテージのエフェクタでないとしても、搭載されているゲルマニウムがヴィンテージですから、当然永遠に入手できるものではありません。しかも選別の基準が高いD*A*Mの製品に搭載するとなると選りすぐりのゲルマしか生き残れない世界。

という訳で、これにて生産終了!という事ではないと思いますが、D*A*Mの1966やPROFESSIONAL MK IIは「いつでも買えるエフェクタ」という訳でもない様です。(現にPROFESSIONAL MKIIは最近姿を見かけません・・・)EZEKIEL 25:17の様に突然生産終了!になるモデルもありますし・・・

D*A*Mのエフェクターはオヤジ世代は勿論、ホワイトストライプスのジャック・ホワイトのやR.H.C.Pのジョン・フルシアンテの様なクラシックなトーンを現代的に使いこなすギタリストをリスペクトするミュージシャンにもお試し頂きたい。



余談ですが、クラシック・トーンをすんなりと現代音楽に取り入れるU2の新作も随所にZEP臭さを感じさせますね。
先行シングルも繰り返されるメインリフの英国的な歪みとファズくさいベース、そしてモダンなリズムトラックといった正にレペゼンZEP!という感じ。

結局何が言いたいかと言うと1966は良いですぜ、っと言う事です。SFT353/OC76 VER. 残りあと1台ですぜ、と。
また直ぐ入ってくるかもしれませんが・・・もう入ってこないかも(どうなんだ?)

フーチーズのD*A*Mページに貼ってあるD*A*M/1966のテーマも是非一度聴いてみて下さいね。